EC決済代行会社6選!良い点やおすすめできないポイントを紹介
公開 2024年12月26日

目次
ECサイトを運営していると、決済方法に悩むことが多いはずです。クレジットカード、コンビニ払い、PayPayなど、選択肢が多すぎて、管理が煩雑になりがちです。そんなときに頼れるのがEC決済代行会社です。
EC決済代行会社は、いろいろな決済手段を一括で管理してくれます。また、お客様が安心して利用できるようにセキュリティ対策も施してくれる、非常に便利なサービスです。選べる決済方法が増えることで、顧客満足度も向上し、ECサイトの運営負担が大幅に軽減されるでしょう。
だからこそ、EC決済代行サービスを上手に活用して、運営をよりスムーズにしていきましょう。
EC決済代行会社とは
EC決済代行会社、聞いたことがありますか?ECショップを運営している人たちにとって、まさに心強い味方なんです。
EC決済代行会社は、オンラインショップの決済処理を代わりに行ってくれる会社です。クレジットカード決済やコンビニ決済、電子マネーなど、さまざまな支払い方法に対応しているので、ショップ側は決済にかかる手間や管理を大幅に減らすことができるでしょう。
でも、それだけでは終わりません。EC決済代行会社は、セキュリティ対策や不正利用防止のシステムも提供してくれるので、安全に決済が行える環境をしっかりと整えてくれるんです。
EC決済代行会社を利用することで、ショップ側は決済に関する心配をせずに、商品やサービスの提供に集中できますね。EC決済代行会社はオンラインショッピングの安全性と快適さを支える大切な存在といえます。
決済代行会社を導入するメリット
EC決済代行会社を導入するメリットは本当に大きいんです。まず、決済代行会社が提供するサービスは、クレジットカードやコンビニ決済、電子マネーなど、さまざまな支払い方法に対応してくれるので非常に便利。
もし自社で決済機能を作ろうとすれば、時間もお金も大きくかかりますよね。でも、決済代行会社を活用すれば、そのコストを大幅に削減できます。さらに、セキュリティ対策も専門のプロが行ってくれるので、安全性も抜群です。
業務効率化の面でも非常に効果的です。決済処理が自動化されることで、入金確認や売上管理の手間が格段に減りますし、特に小規模な店舗にとっては大変助かる機能だといえるでしょう。
決済代行会社選びで失敗しないために
EC決済代行会社を選ぶ際には、導入前にしっかりチェックしておくべきことがたくさんあるんです。まず、どんな決済方法に対応しているのか、手数料がどうなっているのか、セキュリティ対策は万全なのか、サポート体制は整っているのかを確認してしましょう。
さらに、契約条件も非常に重要なんです。最低契約期間や解約時の違約金、お店のデータの扱いについてもしっかり把握しておきましょう。初期費用や月額費用の内訳も忘れずに確認してくださいね。システム導入費や審査料、基本料金やシステム利用料が含まれているので、これらを見逃さないことが大切なんです。
取引手数料についても、決済金額に対する割合で計算され取引量に応じて変動したり長期契約で割引があったりする点もチェックが必要です。決済手段によって手数料が異なるため、自分のお店に最適なプランを選ぶことが大切になります。将来を見据えて、お店が大きくなっても対応できるサービスを選ぶと安心ですね。
カスタマーサポートの質も見極めておくことで、トラブルがあったときにも迅速に対応してもらえます。こういったポイントをしっかり確認しておけば、きっと後悔しない選択ができるでしょう。
決済の入金サイクルとは
入金サイクルとは、決済が決まってから実際に口座に入金されるまでの日数のことなんです。入金サイクルはどの決済方法を使うか、どの決済代行サービスを使うかによっても変わってくるので注意してくださいね。
商品を購入してもらっても、すぐに入金されるわけではありません。いったん、決済代行会社やクレジットカード会社が受け取った後、それぞれの会社が設定した締め日の段階で売り上げの合計金額から手数料を引いた分の金額がEC事業者に振り込まれます。
ここで注意して欲しいのは、入金サイクルが長すぎると資金が足りなくなっちゃいます。資金が足りなくなると、仕入れやECサイト運営費用を支払えず黒字倒産になる可能性も。
そうならないためにも、EC決済代行会社を選ぶとき、入金サイクルや早期入金オプションがあるかどうかなどを確認してくださいね。
決済のタイミングはEC決済代行会社によっても異なります。決済は月1回で当月末日締め、翌月末日入金が多いかな。でも最近は、月2回以上入金してくれる会社や入金日を指定できる場合や早期で入金してくれるオプションをしている代行会社も多いので、よく確認してくださいね。
EC決済代行会社の比較
EC決済代行会社には、さまざまな企業があり、それぞれに特徴があります。どの会社を選ぶかは、お店の規模や取り扱っている商品、お客様の層によって違うので注意してください。そのため、各社の特徴や強みをしっかり把握し、最も自分のお店に合った決済代行会社を選ぶことが非常に重要です。
自分のニーズにぴったり合った会社を選ぶことで、お店の運営が格段にスムーズになりますね。だからこそ、しっかりと比較検討し、自分に最適なサービスを選ぶようにしましょう。
PAYGENT | ● 初期費用:~3,000円程度 ● 月額:2,500円~3,000円程度 ● 決済手数料:3.2%~3.5% | ● APIが使いやすい ● システムが複雑 ● 決済は月1回(月末締め、翌月10営業日入金) |
GMOペイメントゲートウェイ | ● 初期費用:110,000円 ● 月額:2,500円~3,000円 ● 決済手数料:3.5% | ● 導入実績が豊富 ● 初期費用が高め ● 決済は27日固定とセレクトの2種類(27日固定は振替付きの翌月10日払い、セレクトはユーザーが設定可能) ● 早期入金サービスあり(ユーザーが設定可能) |
DGフィナンシャルテクノロジー | 要見積もり | ● カスタマイズ性が高い ● 安いプランが少ない 決済は月1回(毎月末締め翌月末に入金) ● 早期入金オプションあり |
ソニーペイメントサービス | ● 初期費用:無料 ● 月額:無料 ● 決済手数料:3.25%~3.8% ※カード決済の場合 | ● 独自の不正対策システムがある ● 新しい決済サービスへの対応が遅れる場合がある ● 決済は月1回(当月末日締め、翌月末日入金) |
SBペイメントサービス | 要見積もり | ● PayPayとの連携が強み ● 料金体系が複雑 ● 決済は月2回(15日締め→末日払い、末日締め→翌15日払い) ● 早期・複数回入金オプション(月、2回、3回、4回、6回) |
Square | 要見積もり | ● 導入が簡単 ● 電話サポートが平日のみ ● 三井住友銀行またはみずほ銀行の場合は翌営業日に入金 ● ほかの銀行口座を登録した場合は水曜日締めの同週金曜日に入金 |
PAYGENT
PAYGENTは、大企業から新興企業まで、幅広いビジネスで活用されている決済代行サービスです。クレジットカード、コンビニ決済、銀行振込、電子マネーなど、多彩な決済手段に対応しているのでお客様にとってもメリットがありますよね。
特に優れているのは、APIが非常に使いやすく、機能が豊富である点でしょう。さまざまな支払い方法のデータを一元管理できるので、運営がとてもスムーズになりますね。料金プランも柔軟で、自社の規模に応じて選べるのは大きなメリットです。
ただし、小規模な会社にとっては初期費用が高めに感じるかもしれませんね。一部の高度な機能を利用する場合、追加費用が発生することもあります。また、システムとの連携にはプログラミングの知識が求められることもあるので、技術者のサポートが必要になる可能性があるでしょう。
公式サイト:https://www.paygent.co.jp/
GMOペイメントゲートウェイ
GMOペイメントゲートウェイは、国内最大手の決済代行会社で、導入実績が非常に豊富です。クレジットカードをはじめ、コンビニ決済、銀行振込、電子マネー、QRコード決済など、多彩な支払い方法に対応してくれるのが嬉しいですね。大企業から小規模な店舗まで、さまざまなビジネスに対応できるプランが揃っています。
一番の強みは、やはり豊富な実績に裏打ちされた安心感なんです。それに、24時間365日のサポート体制が整っているため、常にサポートを受けながら運営ができるのは心強いですね。不正利用対策も万全で、安全に取引が行える環境が整っています。
ただし、注意が必要なのは手数料が少し高めなことですかね。初期費用や月額費用がかさむため、小規模事業者にはコスト面での負担が大きく感じるかもしれません。
公式サイト:https://www.gmo-pg.com/
DGフィナンシャルテクノロジー
DGフィナンシャルテクノロジーという会社があるんです。この会社はデジタルガレージグループに属しており、EC向けに包括的な決済ソリューションを提供していて、カスタマイズ性が高く自分のビジネスにぴったり合ったサービスを見つけやすいのが特徴です。
特に海外との取引を検討している企業には最適な選択ですね。最新の不正検知システムを備えており、安全な取引環境がしっかりと整っています。それに、決済データの分析機能も充実していて、ビジネスに役立つ情報を提供してくれるでしょう。
ただし、最初の費用や月額費用が他社と比べて高めなのが気になります。小規模事業者向けの安いプランが少ないので、小規模なビジネスには不向きな場合があります。また、カスタマイズの対応には時間がかかることがある点にも注意をしてくださいね。
公式サイト:https://www.dgft.jp/
ソニーペイメントサービス
次に紹介するのは、ソニーペイメントサービスです。こちらはソニーグループが提供する決済代行サービスで、特にクレジットカード決済における独自の不正対策システムが注目されていますね。AWSを活用したクラウドインフラも特徴的だといえるでしょう。
このサービスの特長は、サブスクリプション課金システムの優れた性能です。定期購入ビジネスに最適なシステムが整っているだけでなく、不正検知システムと24時間365日のモニタリング体制が安心感を提供してくれるんです。加えて、決済データの分析機能も非常に充実しており、ビジネス運営に役立つ情報をしっかりとサポートしてくれるでしょう。
一方で、新しい決済サービスへの対応が遅れることがある点は注意が必要です。導入までに時間がかかる場合があり、小規模事業者向けのプランが少ないため、気をつけて選ぶようにしてくださいね。
公式サイト:https://www.sonypaymentservices.jp/
SBペイメントサービス
SBペイメントサービスは、ソフトバンクグループの一員として、多様な決済手段に対応しているサービスなんです。クレジットカード、コンビニ決済、銀行振込、電子マネー、QRコード決済など、たくさんの方法を提供しているのでユーザーにとっても安心ですね。特に、PayPayとの連携が強みとなっており、スマホ決済との相性が抜群です。
さらに、24時間365日のサポート体制や、決済データをしっかり分析できる機能も揃っており、ECサイトの運営がよりスムーズになるでしょう。
でも、システムの導入には少し時間がかかる場合があるので、小規模事業者向けの柔軟なプランが少ない点は注意が必要かもしれないです。料金体系もやや複雑な部分があるため、事前にしっかりと確認してくださいね。
公式サイト:https://www.sbpayment.jp/
Square株式会社
Square株式会社は、世界中で広く展開している決済サービス企業なんです。最初に払うお金や毎月の支払いが一切不要で、決済手数料だけでサービスを利用できるので、コストを抑えられるのが嬉しいですね。また、簡単にお店のレジとも連携できるのが魅力なんです。
導入が非常に簡単で、コストパフォーマンスも優れているため、小さな会社でも手軽に始められるでしょう。管理画面も直感的で使いやすいので、スムーズに運営できますね。
ただし、大規模なカスタマイズや特殊な決済フローには対応できないことがあるので注意してください。また、電話サポートは平日のみで、24時間対応していない点も要注意なんです。大規模なECサイトにとっては機能面で不足を感じることがあるかもしれません。導入前に確認するようにしましょう。
公式サイト:https://squareup.com/jp/ja
まとめ
EC決済代行会社は、本当に便利なサービスです!オンラインショップの決済を全部お任せできるので、ショップ運営者にとっては心強い味方となってくれるでしょう。クレジットカードやコンビニ決済、電子マネーなど、多彩な支払い方法に対応してくれるだけでなく、不正利用対策やセキュリティもバッチリですね。ショップ運営の手間を減らしつつ、お客さんにも安心を提供できるサービスなんです。
でも、どのサービスを選ぶかがポイントになります。手数料やサポート体制、対応する決済手段などをしっかりチェックするようにしてくださいね。自分のショップに合ったサービスを選べば、運営がスムーズになり、売上アップにもつながるはずです。これから導入を考えている方は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。きっと役立つ情報が見つかるはずです!
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